センター実践問題集のリスニング
思わぬ落とし穴とは?
センター試験の英語でリスニングが試行されてから、まだ数年しかたっていません。
最近ではだいぶ少なくなってきましたが、試行されたばかりの頃は予備校も体制が整っていなかったらしく、めちゃくちゃなリスニング問題を作成しています。
特に目に付くのが、リスニングの話し手が日本人であるというものです。リスニングCDを聞いていると、文脈上アクセントを置く単語がおかしかったり、ひどい場合には単語自体の発音がおかしい場合があります。
こういう場合の話し手は、間違いなく「英語が得意な日本人講師」です。気づかずにCDを聞き続けると、間違ったイントネーションを覚えてしまう可能性があります。
「問題の作成ミス」というのはどの科目でもありえます。これは仕方のないことだと思うのですが、「リスニングの話し手が日本人」というのは明らかに意図的なものであり、非難されて当然です。このような出版社は自重すべきです。
現在のところ確認がとれているものは、
河合塾のセンターパック
Z会のセンター実践模試 英語
の二点です。さすがに最近のものでは、もうそのようなことはないでしょうが、古いものだと、たとえばZ会の後ろの方のページのリスニング問題などでは、まだ日本人がしゃべっているリスニング問題が残っているかもしれません。
もしそのような問題に出会ったら、その問題は解かないほうが無難でしょう。
(大学受験 攻略 勉強法)
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