『受験は要領』についての考察のまとめページは、下のほうにあります。
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2008年1月3日木曜日

科目の順番

苦手教科を克服するには、徹底した暗記戦術にかぎるが、その際、苦手科目はコストパフォーマンスが、もっとも高い科目だと思うと勉強に意欲が出てくる。なぜなら、苦手科目は、もともとアタマの中に、何もはいっていない。
(中略)
二〇点しか点を取れなかった科目を五〇点にするほうが、五〇点を八〇点にするより、ずっと楽だ。


和田秀樹著『 受験は要領』より



 普通の人だと、どうしても苦手なものは避けようとしがちです。なるべく苦しい思いはしたくないし、できれば恥もかきたくないからです。しかし、だからこそこの「苦手科目の克服」には効果があります。

 和田さんの説明を読めば、私の説明などなくてもそんなことは十分に分かるでしょう。しかし、頭ではそう分かっていても、苦手教科を克服できずに入試本番をむかえてしまう人のなんと多いことでしょうか?

 そこで私は、まず苦手科目からその日の学習を始めることをオススメします。というのも、「今日は、得意科目はできたが苦手科目まで手がまわらなかった」ということが積み重なった結果、「苦手科目が克服できずに本番をむかえる」ということになってしまうのではないかと思うからです。

 極端な例で考えると、残り時間が100時間ある場合、そのすべてを得意科目にあてるよりも苦手科目にあてる方が合格の可能性は高まります。それはつまり、「今日は、得意科目はできたが苦手科目まで手がまわらなかった」ということが防げれば、合格の可能性が高まるということでしょう。

 上では「苦手科目」と表現しましたが、具体的には「偏差値が一番低い科目」と表現してもほとんどさしつかえないでしょう。ですから結論としては、「偏差値が低い科目から順番に勉強していくことで、合格する可能性はぐっと高まる」というところでしょうか。

 ある人は、「得意科目から勉強することで、調子がでる」というかもしれません。たしかに、自分に合っていると感じたらそれは良い方法なのでしょうが、時間配分をうまくやらないと、苦手科目を克服できずに本番をむかえてしまう可能性があるということを、覚えておいてください。



(大学受験 攻略 勉強法)

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和田秀樹 著 『受験は要領』について
和田秀樹さんの著作である『受験は要領』についての考察です。