クーラーを入れてもらうこと。あるとなしでは、能率は格段に違う。涼しいところを求めて、いちいち喫茶店や図書館に通っていたのではなかなかペースがつかめない。
和田秀樹著『 受験は要領』より
家にクーラーを入れてもらうことにはどちらかというと賛成ですが、ここの部分を読むと、なんだか夏休みはずっと家で勉強しなければいけないような印象をうけますね。
受験生の場合、外に出る機会がないと夏休みはどうしても家にこもりがちになってしまいます。これでは運動不足で健康に良くないですし、精神衛生の面でも好ましいとはいえません。
ですから私は、夏休みはむしろ積極的に、外に出る機会をつくるべきだと思うのです。外出しても、勉強していれば受験勉強には支障がないでしょう。
予備校や図書館まで移動するためには、どうしても歩く必要があります。この「歩く」という動作には、単に運動不足を解消するだけでなく、記憶力にも良い影響を与える効果があるようです(『受験は要領』でも、シュリーマンの話がでていました)。
それに、実際のところ、「自宅ではあまり集中できない」という人がほとんどなのではないでしょうか?
ですから、心身の健康や集中力の面からも、私は自宅以外の場所で勉強することをおすすめします。
(大学受験 攻略 勉強法)
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