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2007年12月27日木曜日

数学の勉強法

数学の勉強法について考えます。



 要は、「こうくればこう解く」というパターンの分類と解法を知っていればいいわけで、それへの早道は自力で解くことでなく、解答の丸暗記だ、ということを知ってもらいたい。

和田秀樹著『 受験は要領』より




 これは、言っていることは正しいのですが、日本語としての表現があまりよくないと思います。正しい日本語に直すとこうなります。

 要は、「こうくればこう解く」というパターンの分類と解法を知っていればいいわけで、それへの早道は自力で答えを思いつくことでなく、一度解いた問題の解答をしっかりと身につけることだ、ということを知ってもらいたい。

 これで一般的な表現になりました。なんだかあたりまえすぎて、和田式勉強法に希望を見出していた人はの中には、がっかりする人もいそうですね。

  ここの部分が和田式勉強法の根幹であったわけですが、しかし上記のとおり日本語としての表現の不適切さのために、熱狂的な和田秀樹ファンをつくる一方で、「いくら和田式で勉強しても成績が上がらない」「和田式勉強法のせいで成績が下がった」「和田式勉強法のせいで学力低下が起こっている」という批判を生み出すことともなりました。

 つまり、「自力で解く」という作業を否定し、丸暗記という名称で呼んでいるため、覚えたものを思い出す作業までも否定しているように受け取った人が大勢いたということでしょう。

 せっかく良いことを言っているのに、「本であたりまえのことを述べてもしょうがない」という不安もあったのでしょうか、少し過激な表現をしてしまったばかりに誤解されてしまったのは、本当に残念なことです。

(大学受験 攻略 勉強法)


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和田秀樹 著 『受験は要領』について
和田秀樹さんの著作である『受験は要領』についての考察です。