問題集をやるときは、まず、最初に答えをみてしまい、問題に解答を書き込んでいく。問題を自力で解いてから解答をみるのは考えるだけ時間のムダ。(中略)こうして解答を書き込んだ問題集は、実践的な参考書になる。捨てずにとっておいて、何度もくり返し読んで解答を暗記しよう。
和田秀樹著『 受験は要領』より
たしかに、英文法のような単純暗記では、何度も読むだけでかなり覚えられます。しかし、最終的にはきちんと空欄を埋められるかどうかチェックしておくことにこしたことはありません。
さもないと、入試本番で「この問題、見たことあるのに答えが書けない」ということになりかねません。ですから、いきなり答えを見るのは賛成できるにしても、答えを書き込むのはまだ早いでしょう。
これも標準問題集のやり方と同様に、
①問題の解答をみる。
②1ヵ月後に、自力で解いてみる。
解けた場合は、印をつけて答えを書き込んでしまう。
解けなかった場合は、1ヶ月後にもう一度解く。
③すべての問題に印つくまで②をくり返す。
文法の問題集には、単元ごとにまとまっているものがありますが、このような問題集をやる場合は、特定の分野に偏ってしまわないようにランダムにやるのがよいでしょう。
そしてある程度できるようになった状態で、今度は前から順番にやっていけば、できるものには答えが書き込んであるので、ほどよく復習しながら単元ごとに仕上げることができます。
(大学受験 攻略 勉強法)
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