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2007年12月28日金曜日

主体的な教育

主体的な教育のための教育制度について



 私は常々、教育というものは自らが志願したものでなければならないと考えています。学習に取り組む時期や進度、また中断や再開といったことを学習者本人が決定できなければ、それはまっとうな教育とはいえないのではないでしょうか?

 現在の教育は皆さんがご存知のとおり、上にあげたように自ら設定できる要素というのはごくわずかです。その結果、モチベーションが低い生徒が多数存在し、そのモチベーションの低い生徒に教えなければならないという教員へ過剰な負担がかかっているわけです。それで、「精神科に通う教師」だの「登校拒否の教員」だのが問題になっているわけでしょう?

 『生涯学習』という言葉が様々なところでいわれるように、年配の方でももっと学習がしたいという方が増えていらっしゃるようですから、モチベーションの低い生徒の変わりにやる気のある高齢者を授業に参加させれば、ある生徒は授業という束縛から解放され、教員は一人分の負担が減り、高齢者は好きな勉強ができる。それに、不登校の生徒だって復帰しやすくなるのではないでしょうか?これで1石4鳥だ、というわけにはいかないものでしょうかね。

 「自分の好きな時に学習に取り組めるなんて制度になったら、誰も勉強しなくなるよ」なんて意見ももっともですが、やはり私は、好きな時に取り組めるというこの制度が実現することを願っています。

(大学受験 攻略 勉強法)


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和田秀樹 著 『受験は要領』について
和田秀樹さんの著作である『受験は要領』についての考察です。

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