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2007年12月26日水曜日

大学入試の出題傾向

大学入試の出題傾向について



 ほとんどの大学の出題傾向が変わらないのは、英語の参考書が、三十年、五十年と同じものが売れていることからもよくわかる。また文部科学省の指導要領が変わっても、数学の『チャート式(通称青チャート)』(数研出版)は分冊になってタイトルが変わっただけで、ほとんど内容は改訂されていない。これまた、入試問題の傾向が不変であることを証明している。

和田秀樹著『 受験は要領』より引用



 英語の参考書では同じものが長い間売れ続けていることも、チャート式の内容がほとんど変わっていないのも事実ですが、参考書の内容が長い間変化していないことをもって入試の出題傾向が不変であると結論づけるのは、少々無理があるのではないでしょうか?

 これは「ここのゴミ捨て場には何十年もカラスがたむろっている。」という観察から、「このゴミ捨て場はこれからも使われ続けるだろう」と結論づけるのと同じくらい無理があります。(きちんとした例えになっていなかったらごめんなさい)

 大学の出題傾向が変化していないのは事実ですから、ここはたとえば、「入試問題を作成する際に、他大学の問題を参考にすることがある」ことや、「自分が中学受験の問題を作ることになったら、自分が解いたことのある中学受験の問題を参考にすると思いませんか?」などということをあげれば良かったのではないかと思います。


(以下余談)
 批判しておいてなんですが、実は私もこれと同じような経験をしたことがあります。某中学受験の塾(有名な、アルファベット5文字の塾です)にバイトに行ったとき、テキストが自分の使っていた頃のものと全く同じもので、驚いた経験があります。10年以上たっているのに・・・。問題作っている人たちは、10年間なにやっていたんでしょうかね(笑) 

参考:入試過去問題活用宣言

(大学受験 攻略 勉強法)


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和田秀樹 著 『受験は要領』について
和田秀樹さんの著作である『受験は要領』についての考察です。