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2007年12月24日月曜日

エビングハウスの忘却曲線

エビングハウスの忘却曲線について思うこと



エビングハウスは復習の間隔についても調べているのですが、その結果「1ヶ月以上空けてしまうと、2回目のテストを行なっても結果が変わらない」という結論に達しました。
ここから「デッドラインは1ヶ月」という説が導き出されています。


税理士試験突破!理論記憶中心の税理士試験勉強法』から一部引用



 勉強法で復習の話になると、必ず出てくるのが「エビングハウスの忘却曲線」です。
そこで強調されるのが、上記のように「1ヶ月以上空けてしまうと、2回目のテストを行なっても結果が変わらない」ということで、「だから、復習は1ヶ月以内にしましょうね。」とまとめるのがおなじみのパターンです。

 しかし、私は個人的には、これはむしろ、「1ヶ月たっても覚えていたら、その後も覚えている可能性が高い」と逆にとらえるべきだと思います。

 一体こう考えることでどんなメリットがあるかというと、これによってやるべき問題ともうやらなくても良い問題が区別でき、受験勉強がより効率的になります。

 たとえば、ある問題を解こうとしたけれども、解けなかったとします。そして当然ですが、解説を読みます。さらにこのとき、問題のそばに日付を書いておきます。

 その1ヵ月後、もう一度この問題を解いてみて解けたら、解説が頭に入っており、入試においても同様の問題に対応できる可能性が高い、とこうみなすことができます。

 これで解けない場合は、また解説を読んで、1ヵ月後にもう一度解いてみましょう。
 これで伝わったかどうか疑問ですが、よく分からない方は実践していただくか、メールにて質問してください。

(大学受験 攻略 勉強法)




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和田秀樹 著 『受験は要領』について
和田秀樹さんの著作である『受験は要領』についての考察です。

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