『受験は要領』についての考察のまとめページは、下のほうにあります。
問題集をやるときは、まず、最初に答えをみてしまい、問題に解答を書き込んでいく。問題を自力で解いてから解答をみるのは考えるだけ時間のムダ。(中略)こうして解答を書き込んだ問題集は、実践的な参考書になる。捨てずにとっておいて、何度もくり返し読んで解答を暗記しよう。
和田秀樹
著『
受験は要領
』より
たしかに、英文法のような単純暗記では、何度も読むだけでかなり覚えられます。しかし、最終的にはきちんと空欄を埋められるかどうかチェックしておくことにこしたことはありません。
さもないと、入試本番で「この問題、見たことあるのに答えが書けない」ということになりかねません。ですから、いきなり答えを見るのは賛成できるにしても、答えを書き込むのはまだ早いでしょう。
これも標準問題集のやり方と同様に、
①問題の解答をみる。
②1ヵ月後に、自力で解いてみる。
解けた場合は、印をつけて答えを書き込んでしまう。
解けなかった場合は、1ヶ月後にもう一度解く。
③すべての問題に印つくまで②をくり返す。
文法の問題集には、単元ごとにまとまっているものがありますが、このような問題集をやる場合は、特定の分野に偏ってしまわないようにランダムにやるのがよいでしょう。
そしてある程度できるようになった状態で、今度は前から順番にやっていけば、できるものには答えが書き込んであるので、ほどよく復習しながら単元ごとに仕上げることができます。
(大学受験 攻略 勉強法)
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内容が入試レベルに近い『The Japan Times』、毎日読みたければ『THE DAIRY YOMIURI』は、適当に長文もあり、最適だろう。
(中略)
正確な訳はいいから、とにかく一気に最後まで読んで大意をつかむ訓練をすることだ。
和田秀樹
著『
受験は要領
』より
数学のところで、さんざん「自力で解く必要はない」「間違った答えを覚えてしまう」と批判したにもかかわらず、ここではほとんど「自力で解く」に近いことを推奨しているのはなぜなのでしょうか?
「正確な訳はいいから、とにかく一気に最後まで読んで大意をつかむ訓練をする」と、間違って大意をつかむ可能性があり、同時に間違って単語や構文を覚えてしまうかもしれません。ですから、私はこれは全くおすすめしません。
こんなことやるくらいなら、普通に入試問題の英文を題材にして大意をつかむ練習をするほうがよっぽどマシです。訳もついていることですし、問題にもあたることができ、実際に入試問題であるぶんより実践的だと思います。
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当然、長文を速読する訓練が必要である。それには、私は、とにかく日本語の対訳のついた英語の本を、どんどん読むことでトレーニングした。教材は、ラフカディオ・ハーン
やマセット・モームなどの小説、あるいは童話など、オーソドックスな英文を選ぶようにする。
和田秀樹
著『
受験は要領
』より
日本語の対訳ついた英語の本でなくて、逆に英語の対訳のついた日本の本の話なんですが、この前本屋にいってみたら、ベストセラーになった『
国家の品格
』の対訳本がうっていました。
新渡戸稲造が『
武士道
』の対訳本を出しているのも有名ですよね。
このような本は探してみれば、たくさんあるかもしれませんね。自分の好きな本の対訳であれば、かなり楽に頭に入るので、おすすめです。
ただし、最近では、より入試問題に近い英文の対訳参考書が出版されていますから、受験生の人はそれを使った方が無難かもしれません。
速読英単語
をはじめとして、
Z会
から同様の参考書がたくさん出版されています。
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英語力向上の秘訣は、できるだけ多くの英短文を憶えることである。
和田秀樹
著『
受験は要領
』より
英語の攻略法を述べて、最初のほうに出てくるのがこれです。ですがその前に、何か言い忘れていることありませんか和田さん?
英語は暗記である。要は、「こうくればこう解く」というパターンの分類と解法を知っていればいいわけで、それへの早道は自力で解くことでなく、解答の丸暗記だ、ということを知ってもらいたい。
これは、「英語は暗記である」という言葉のあとに、数学のところで述べていたことをそのままもってきただけですが、これをさらに解釈し直します。
英語は暗記である。要は、「こういう英文ならばこう解釈する」という英文のパターンと訳を知っていればいいわけで、それへの早道は自力で訳を思いつくことでなく、一度解いた問題の英文と訳をしっかりと身につけることだ、ということを知ってもらいたい。 これが英語の正体です。数学が自力で解法を思いつく必要がないのであれば、英文の訳も自力で思いつく必要はありません。ただ、英文と訳を憶えれば良いのです。具体的には以下のように勉強することになるでしょう。
①英文と訳を照らし合わせて読んでいく。
②その1ヵ月後に、もう一度今度は自力で問題を解いてみる。
③解けた設問には印をつける。基本的にはもう解く必要はない。
解けなかった設問は1ヵ月後にもう一度取り組んでみる。
④すべての設問に印がついたら、その問題文(英文)は読む必要はない。
もちろん、いきなり英文が読めるようであれば、①は飛ばしてかまいません。
英文(と訳)が頭にはいっているかどうかというのはなかなか判定しにくいので、その問題の設問がすべて解けたらその英文は頭に入っていると判断します。これに関してはもちろん異論唱える人もいるでしょうが、これだと余計なことを考えずにすむので、私はこれを採用してします。
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英単語と発音について考えます。
現在、日本の教育現場では、それほどリスニングは重視されていません。センター試験でリスニングが導入されはじめたものの、いまだにリーディング重視というか、"アイアムえ~っとスチューデント"状態であるということは変わりません(笑)
というのも、学校の定期試験で問われるのは主に英文の読解力であるため、発音の優劣はほとんど問題にされないからでしょう。ここには、英語の担当教員の、発音に対する自身のなさも関係しているのでしょうか。
個人的には、英語の学習の際、英単語を調べるのと同時に発音も必ず確認するように指導を徹底すべきだと思います。確かに、試験の点数には直結しないかもしれません。しかし、発音抜きで外国の言語を学習するという行為に対してこれほどまで寛容なのも、問題があるのではないでしょうか?
これはあくまで私の見解ですが、そもそも、英単語と発音の関係は、日本でいう漢字と読みの関係と同じなのではないでしょうか?(なんだか「クジラの公式」にでてきそうな文章ですね)
つまり、私達にはそれほど抵抗がない発音軽視の学習も、ネイティブからみれば、まるで「ひたすら漢字の読みを無視して、漢字の意味をとれるように練習する行為」のように思えることでしょう。
読みを無視して漢字の学習をするなんて、なんて馬鹿げているのでしょうか?たとえ、直接点数には結びつかないにしろ、漢字の読みが役に立つのと同じように英単語の発音も役に立つのですから、これからの国際化の進行する時代に向けた、新たな英語教育、英語学習の認識が広まる必要があるでしょう。
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