『受験は要領』についての考察のまとめページは、下のほうにあります。
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2008年1月4日金曜日

問題を解かない?

 受験勉強を能率的に進めるには、自分で問題を解こうとする「自力主義」は、百害あって一利なし、確実に点数を落とすだけである。なぜなら、自力で考えるために、時間を必要以上に浪費し、しかも、ときには間違ったイメージを頭に残してしまうからだ。


和田秀樹著『 受験は要領』より


 これは、言葉通りに解釈してはいけないんでした。やはりこれも、以下のように解釈します。

 受験勉強を能率的に進めるには、自分で問題の解答を思いつこうとする「自力主義」は、百害あって一利なし、確実に点数を落とすだけである。なぜなら、自力で解答を思いつこうとするために、時間を必要以上に浪費し、しかも、ときには間違ったイメージを頭に残してしまうからだ。

 これで良いでしょう。この少し後の部分で、

 各科ともある時期まで、自力で問題を解かないこと

 という部分があるので、あとになってから自力で問題を解く必要があることは自明です。「自力で問題を解かない」とはやはり「自力で問題の解法を思いつく必要はない」と解釈する方が妥当でしょう。
 
これについての説明は、数学の勉強法にもあります。




(大学受験 攻略 勉強法)

続きを読む場合は、ここをクリックしてください。

2008年1月3日木曜日

科目の順番

苦手教科を克服するには、徹底した暗記戦術にかぎるが、その際、苦手科目はコストパフォーマンスが、もっとも高い科目だと思うと勉強に意欲が出てくる。なぜなら、苦手科目は、もともとアタマの中に、何もはいっていない。
(中略)
二〇点しか点を取れなかった科目を五〇点にするほうが、五〇点を八〇点にするより、ずっと楽だ。


和田秀樹著『 受験は要領』より



 普通の人だと、どうしても苦手なものは避けようとしがちです。なるべく苦しい思いはしたくないし、できれば恥もかきたくないからです。しかし、だからこそこの「苦手科目の克服」には効果があります。

 和田さんの説明を読めば、私の説明などなくてもそんなことは十分に分かるでしょう。しかし、頭ではそう分かっていても、苦手教科を克服できずに入試本番をむかえてしまう人のなんと多いことでしょうか?

 そこで私は、まず苦手科目からその日の学習を始めることをオススメします。というのも、「今日は、得意科目はできたが苦手科目まで手がまわらなかった」ということが積み重なった結果、「苦手科目が克服できずに本番をむかえる」ということになってしまうのではないかと思うからです。

 極端な例で考えると、残り時間が100時間ある場合、そのすべてを得意科目にあてるよりも苦手科目にあてる方が合格の可能性は高まります。それはつまり、「今日は、得意科目はできたが苦手科目まで手がまわらなかった」ということが防げれば、合格の可能性が高まるということでしょう。

 上では「苦手科目」と表現しましたが、具体的には「偏差値が一番低い科目」と表現してもほとんどさしつかえないでしょう。ですから結論としては、「偏差値が低い科目から順番に勉強していくことで、合格する可能性はぐっと高まる」というところでしょうか。

 ある人は、「得意科目から勉強することで、調子がでる」というかもしれません。たしかに、自分に合っていると感じたらそれは良い方法なのでしょうが、時間配分をうまくやらないと、苦手科目を克服できずに本番をむかえてしまう可能性があるということを、覚えておいてください。



(大学受験 攻略 勉強法)

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逆転と加工

暗記は根性でやるものでなく、要領でやるものなのだ。方法を変えたり場所を移すことが、意外に効率をあげる。そのための五つの方法を紹介しよう。
(中略)
 第三には、暗記内容を逆転させたり、加工する方法だ。
 私は、どうしても憶えられない英短文があったら、穴埋め式にして憶えた。また歴史などは、自分で試験問題を作って、それをやってみてもいい


和田秀樹著『 受験は要領』より






 参考書(問題集)があふれかえっているこの時代に、自分で試験問題をつくるというのは時間の無駄だと思いますが、「暗記内容を逆転させたり、加工する」というのは良い考えだと思います。

 英作文の学習をする時も、新たに英作文の問題集を購入しても良いでしょうが、ほぼ学習がすんだ長文の問題集を和訳から逆に英文をつくってみるのというのもオススメです。これは、単に英作文の学習になるばかりでなく、長文の問題集の復習にもなり、一石二鳥です。

 また、「暗記内容の加工」もなかなか有効です。高校生に身近なところでは、教科書に緑のチェックペンでマーキングして、赤い下敷きをかぶせるというところでしょうか?これは、穴埋め式にする時間が大幅に短縮できるので、私も高校生のころやっていました。

 その際、チェックペンのような専用のマーカーを使っても良いですが、個人的にはユニのプロッキーをオススメします。というのも、こちらの方が値段が安い上、裏写りもしないからです。


↑ここだと、プロッキーが、98円で買えます。

 

(補足)
 受験漫画の『ドラゴン桜』には、「数学の解答から逆に問題をつくる」というのがありました。これもたしかに「暗記内容の逆転」ではありますが、これは数学のトレーニングになるとは思えません。というのも、数学では「解答から問題を作るより」も、普通に「問題から解答を作る」ほうが難しいからです。

 「暗記内容の逆転」が使えるのは主に文系科目、「暗記内容の加工」が使えるのは主に暗記ものだと考えてよいでしょう。

(大学受験 攻略 勉強法)

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和田秀樹 著 『受験は要領』について
和田秀樹さんの著作である『受験は要領』についての考察です。

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