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2008年1月3日木曜日

勉強と姿勢

 無作法といっても、寝そべって勉強しろというわけではない。その逆で、立ち上がって、部屋の中を歩き回り、声を張り上げながら勉強するのだ。こうすることで、五感をフル活用して暗記すべき対象にあたることになる。机に向かって読むのは、視覚だけで情報を吸収していることだ。歩いたり、声を出したりして五感を総動員すれば、吸収力も、記憶の定着も全然違うのだ。
(中略)
 たとえば、①机に向かい、椅子に座って短文を暗記する→②本をひっくり返す→③立ち上がり、歩きながら二回暗誦する→④机に戻って、立ったまま本を表に戻す→⑤覚えたかどうか確認し、椅子に座る―といった調子である。この行動パターンは、意識の集中を一〇~二〇秒ごとにきざんでおり、つねに大脳を刺激していることになる。


和田秀樹著『 受験は要領』より






 ずっと同じ姿勢のままで勉強するというのは、私もおすすめしません。これは、単に記憶をするのに都合が良いというばかりでなく、血行が悪くなり、健康に良くないからです。

 とりわけ、受験勉強の期間中は運動不足になりやすいので、少しでも運動になるように、立ってべんきょうするというのは、良い考えだと思います。


 その際、多少の出費が必要ですが、部屋にホワイトボードがあるとかなり便利です。これがあると、ずっと立ったままで学習ができます。ホワイトボードに書くときは、自然と歩いて移動することになるので運動にもなりますし、立ったり座ったりする必要がないので、その分の時間も勉強にあてることができます。また、ホワイトボードは学習施設にあるものなので、部屋にあると気も引き締まります。

 中には、「立ったり座ったりするほうが運動になる」という人もいるかもしれませんが、これはやりすぎると腰や関節に負担がかかるのでおすすめしません。すくなくとも、1時間に何度もやるような動作ではないと思います。

 運動部の人なら分かると思いますが、昔はよく練習に取り入れられていたスクワットも、関節に過剰な負担がかかることが判明してから、トレーニングとして用いられる機会が一気に減りました。



 左上の検索に「ホワイトボード」と入力し検索ボタンを押すと、2000円~30000円まで様々なホワイトボードがでてきますが、ストレスなく使うのであれば、ある程度の大きさは必要だと思います。しかし、家庭での部屋の大きさは限られていますから、部屋の寸法などを事前に測っておくと選びやすいと思います。


↑ここにもありました。


 暗記が苦手で悩んでいる人や運動不足ぎみの人は、試してみる価値があるといえるでしょう。

また、運動不足ぎみの人や肥満気味の人には、最近話題の「おからクッキー」がおすすめです。これは単に低カロリーというだけでなく、おからを使っており体にも良いので、少しおなかがすいた時によいと思います。たんに健康によいだけでなく、なかなか味も良いので、そこらのジャンクフードよりはよっぽどマシだと思います。







(大学受験 攻略 勉強法)

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和田秀樹 著 『受験は要領』について
和田秀樹さんの著作である『受験は要領』についての考察です。

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